運営委員長挨拶

 シミュレーション教育は、臨床スキルを獲得するために重要な教育方法です。

 スキルスラボでのシミュレーション教育では、シミュレーターの使用により、早期から臨床経験が可能となり、繰り返し実践することにより臨床スキルを獲得し、実際の患者の診療を行うための準備に役立つものと考えます。さらにリスクのない環境で手技を十分に習得することが、医療過誤の抑制にもつながると考えます。

 現在、医学科1~4年生は臨床手技実習としてスキルスラボを利用したシミュレーション教育を行っています。また、4年次と6年次に実施される共用試験実施評価機構による臨床実習前と臨床実習後では、スキルスラボのシミュレーターを使用した評価も行っています。

 今後は、医学科・看護学科の臨床実習や本学付属病院の研修での利用促進、学外への開放を進めていきたいと考えております。

 スタッフ一同、これからも、利用しやすく皆さんのお役に立てるスキルスラボにしていきたいと考えております。

 皆さんのご利用をお待ちしています。
       スキルスラボ運営委員長 若月幸平
          (教育開発センター 教育教授)