平成30年度 第2学年 「臨床手技実習入門Ⅱ」概要
【実習期間】 平成30年5月11日~平成30年7月13日までの毎週金曜日
【試験日程】 平成30年7月13日(金) 筆記試験及び実技試験
【評価方法】 プレテスト、実習態度、筆記及び実技試験により評価
【使用テキスト】 『医学生のための基本的臨床手技』(診断と治療社)
            監修 奈良県立医科大学医学部長 車谷 典男
               奈良県立医科大学附属病院 古屋 仁

1.実習について
 (1)テキスト『医学生のための基本的臨床手技』を用いて事前学習すること。
 (2)実習開始時時刻には必ず集合場所で待機していること。
 (3)真摯な態度で臨むこと。出席、服装、態度について厳しく評価する。
 (4)「胸腔穿刺」はオリジナルビデオを教務システム「予・復・レポ」にアップロードしているので、
    事前に視聴してから実習に臨むこと。

2.実習方法について
 ※別紙参照

3.筆記試験について
 テキスト及びグループワークの課題から出題

4.実技試験について
 (1)試験手技
   A.AED
   B.呼吸音聴取
   C.静脈採血
   D.腹部超音波
   E.腰椎穿刺
   F.外耳道・鼓膜の診察手技
   G.腹腔鏡下縫合手技
   H.胸腔穿刺
 (2)試験方法
   ①試験手技A~Hのうち、1~2科目を受験
   ②どの項目を何番目に受験するかは実技試験当日に発表
   ③試験当日の詳細は、後日教務システムで通知
 (3)出題範囲
 テキスト及び実習の内容
  ※試験当日は、試験室はもちろん、控え室においてもテキストの持ち込みは認めない

5.自主練習について
 (1)開放日時
   具体的な日程及び時間については、教育システムで通知する
 (2)場所
   実習場所と同じ
 (3)自主練習のルール
   ①安全には十分注意すること
     針や除細動器など、使用方法を誤ると、自身のみならず周辺の人にも危険なものがあります。練習時も常に
    緊張感を持って臨んでください。万が一トラブルがあった場合は、すぐに教育支援課まで連絡してください。
   ②備品は大事に使用すること
     みなさんが練習で使用する備品はとても効果です。数十万から数百万円するものもあります。大切に使用して
    ください。万が一、破損や紛失した場合は、必ず教育支援課に連絡してください。例えば、超音波画像診断装置
    のプローブは1本100万円以上し、とても繊細で、少しの傷で使用不可になります。
   ③節度をもって消耗品を使用すること
     消耗品の数には限りがあります。新しいものを次々と開封せず、繰り返し使用できるものは複数回使用して
    ください。
   ④退室の際は片付けをし、使用前の状態に戻すこと
   ⑤誰も使用していない時は、電気とエアコンを切ること
   ⑥時間は厳守すること
 
 
【臨床手技実習】
(1)目的
  1.患者安全(patient safetyの態度を養う
  2.医師になることの自覚を高める
  3.臨床参加型実習のための臨床手技の基本を学ぶ
  4.基礎医学の大切さを認識する

(2)学習法
 1.学生
  ・その手技のテキスト予習
  ・プレテストの受験(受験者は当日発表)・・・・・・各人4回
  ・Pair work sessionの模造紙1枚(A2大を予定)・・・提出
  ・後片付け
 2.インストラクター
  ・プレテスト9回分の作成・・・・10分で終了する程度
    穴埋め5題
    単語:和英5題、英和5題(巻末から)
     5/11_P148   5/18_P149   5/25_P150   6/1_P151   6/8_P152   6/15_P153
     6/22_P154   6/29_P148~P154        7/6_P148~P154
  ・採点
  ・学生の実習態度評価
  ・手技の伝達教育/supervise/模範手技/講評と評価
 3.教育支援課
  ・サブグループ分け
  ・pretestの準備

(3)評価
 ・プレテスト
 ・pair workの報告(模造紙)
 ・実技実習と筆記試験
 ・自主練